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「本当だって。」
私を安心させるように頭を優しく撫でる圭。
「…気に入ってもらえなかったらゴメン」
「何で謝ってんの?家、男ばっかだから、早く嫁もらえって煩かったんだよ。やっと念願叶うのに、そんな訳無いって」
いくらそう言われも、私の心配は消えず、とうとう長谷川家へと向かう時間になってしまった。
緊張し過ぎて眠れなかったし、何を着てけばいいのか決めれず、圭に選んでもらう始末。
誕生日に貰ったネックレスと、指輪をお守りに、長谷川家へと連れて行かれた。
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