愛を知るというコト

初めての里帰り

かつての自分の部屋へと入ると、私が出て行った時のままになっていた。

荷物を置いて、美月を抱き直す。

やっと訪れた至福の時に、夢中で私のおっぱいを吸う美月を見ながら、ぼんやりと思う。

心の傷は、深すぎて、簡単に癒える事は無いけれど、少しだけ、心が軽くなった気がした。

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