the・チ ャ ラ 男 !

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「…………本当にそれだけですか?」 そう目を見据えてくるいっちゃんの眼鏡がきらりと光る。…いっちゃんは鬼畜なんじゃないかな? 「………今、なにか失礼なこと思いませんでした…?」 いっちゃんはエスパーです!!! 「………はぁ。あなた、表情に出てるんですよ」 何故か、呆れたように溜め息つかれて手を引っ張って起こしてくれた 「………弟や妹というのはこういうものなんでしょうか」 「……?なに??」 「いーえ、別に」 なんでかな?…いっちゃんの言葉に刺を感じたのは…;その後、不機嫌そうに生徒会室を出ていったいっちゃんに、怒る理由がわからない俺は首を傾げた。
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