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この手で過去に一度
掴んでいたものを
もう一度掴みたいと
遠い空を見上げて
流れる雲を掴む
怖くないと自分に
言い聞かせもう一度
掴みにいく
止まらない終わらない
時の流れのなか
あとどれくらいこうして
過ぎた過去を見つめ
佇むのだろう
目を閉じてるのだろう
闇のなかに手を差し延べたまま
この先傷ついたとしても
それで構わない
過去をもう一度掴めるのなら
過ぎた日々が
無駄ではないのなら
もう少しだけ
未来に背を向けることを
許してはもらえないだろうか
絶望しか見えない過去も
もし掴む事が出来たなら
希望へと変わるだろうから
過去の想いを忘れられず
後悔を消し去れず
こうして見つめる
闇の先に光が射すと
信じて静かに待とう
その日まで
揺らぐことなく
ただ静かに
過ぎた日々が
無駄ではないのなら
もう少しだけ
未来に背を向けることを
許してはもらえないだろうか
絶望しか見えない過去も
もし掴む事が出来たなら
希望へと変わるだろうから
決して揺らぎはしない
そう君に誓う
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