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高校時代、清江は男子たちから密かに人気があった。しかしその穢れなきオーラに、誰もがアタックをかけられずにいたのである。そして全員智美が食った。
そんな鈍感な清江は有名人と間違えられて色々な人に声をかけられると、本気で勘違いをしていた。
清江は、勧誘をしてきたサークルのひとつ、「鮎と鯖の試合」に入会することにした。
「鮎と鯖の試合」は囲碁とテニスを融合させたニュースポーツを行うサークルだ。
そして、新歓飲み会で清江と龍神は出会った。
龍神はいかにも、滝を作り出すワイルドな男だった。
龍神は、すぐに清江に目をつけた。
龍神は清純で従順な女の子が好きだったのだ。
龍神に声をかけられた清江は、龍神があからさまに都会の出で立ちであることに驚いたが、龍神のワイルドさにドキドキする心を隠せなかった。
飲み会は全体的にゆったりとしたペースで行われたが、龍神と清江は違った。
もう、そこは熱気漂う二人の世界だった。
清江は山のマニアで、ひたすら山について語っていた。また、龍神はその話を興味はないものの、清江を手に入れるために、必要以上の相槌をうち、会話を盛り上げた。
二人は山に包まれていた。
そして飲み会は終了し、二次会はカラオケに決定した。
清江は完全に泥酔していた。
龍神は、いまがチャンスだと思い、サークルのメンバーに話をつけ、二人だけで清江の一人暮らしの部屋に向かった。
気がつくと、清江は全裸だった
清江は状況が飲み込めず、目の前、いや正確には真上にいる龍神をただ見つめた。
すかさず龍神はこういった。
愛している、と。
そして清江は自分の運命を悟り、龍神
に身を預けた。
龍神と結婚する自分の姿が脳裏に浮かび、無意識のうちに愛液が溢れた。
龍神は清江の処女を荒々しくやぶり、自らの欲望を満たした。
清江はその荒々しさに激しく興奮し、やはり鮎のように、激しく腰をうごかした。
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