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清江は鮎のように腰を動かし、龍神はそれに合わせるかのようにいきりたったモノを清江にぶちこんだ。ぶちこみ続けた
清江は、戸惑っていた。
今自分の身に起こっている事にどうにも合点がいかぬ。
それは無理からぬ事であった。
清江は、恋愛がわからぬ。清江は、汚れなき田舎育ちの少女である。外でウンコするとか余裕。
そもそも今している行為は、男女が愛を確かめる行為だった筈である。Wikipediaにはそう書いてあった。
愛を…確かめるためのものなのに…ぁたし…ぁたし…
数時間まえに会ったばっかりの人と… はじめてなのに…
でも、今こんなことしちゃってるってことは… あたし、この人の事が…好きなのかな…
もぅ…わからないよ…
それにあたしもう、バージンじゃないんだね…18年かそこら、後生大事に取り置いた果てがこれか、滑稽なものだ。世の中というのはなんと呆気なく、儚いものなのだろうか…それはまるで、春の霞のように
でも…なんだろうこの感じ…
胸がキュッと、苦しくなるような…
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