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「貴方が、月黄泉(つきよみ)様の客かい?」
「いかにも」
現れたのは、年端もゆかぬ少女だった。
「着いてきな。」
少女は、そのまま歩き出す。
少女は、かなり偉い身分らしい。
少女サイド
彼が、月黄泉様の客?
あんなやつに興味があるなんて月黄泉様もどうかしてるわ。
確かに、顔は良いけど月黄泉様は顔には興味ないし…いったい何に興味がおありなのだろう?
そう考えながら、男に近づいた。
少女サイド終
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