飼われる恋？

出会い

ほのぼの。うん。この言葉だな・・・
今、一番合ってる。

ガサッガサガサ
んん？つか・・・なんかあの猫楽しんでね？
苦笑いしながらも、飽きずに猫を見る。

こんな癒されんの見てたらなんか飼いたくなるな。
でもな・・・っと少し考える
一人暮らしだしだから、犬とか猫とかは良心的な何かが痛むな。
ハムスターとかは・・・癒されるけど、もっと大きめの動物がいいな・・・。
あ、ってか、俺のアパートペット禁止じゃん。

今度は自分に苦笑い。

ﾌﾞ‐…
「・・ん？」
視線を猫から外して右を見る。
音？なんのだ？あと、明るくなった？
違和感を感じた。
んで、気づいた。あ、あの猫いんの道路じゃん。

うわ・・・ベタな感じすんな。
と、思いながらも少し走って猫に近づいた。・・・できるだけ静かに。
で・・・
「よっしゃ！！」
今度はバレなかった、こいつ夢中になりすぎ。
驚いているこいつを持ち方わかんないからとりあえず抱っこする。

「ん・・・ゴミ？」
歩道側まで行こうとしたとき視界に猫がいじっていた袋。
よく見るとコンビニの袋だった。