封じられた想い

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「でも安易に決めつけるのはどうかと思うよ。」 シャーペンを片手に玩(もてあそ)びながら、言ってはみたものの、 「あの自己中な浅尾が好きでもない人のために動くとは到底考えられない」 と言う吉井の物言いに、若干気圧される。 「席着けー出席とるぞー」 鐘の音と共に、小澤が教室に入ってきた事で、話はそこまでとなった。
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