君が欲しい
13/18
読書設定
目次
前へ
/
911ページ
次へ
「孝一…」 握る手にぎゅっと力を籠め直す。 「私、貴方の傍にいたい。」 念じるように目を瞑ると、また一筋、大粒の涙が零れた。 微かに。 停止していた部屋の空気が、揺らいだ気がした。 自分のものではない感触に、思わず目を見開く。 ほんの少し、握り返された、手。
/
911ページ
最初のコメントを投稿しよう!
903人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
770(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!