プロローグ

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影の世界のザントの部屋、そこに対峙する者が二人いた。 一人は黒衣を纏い仮面を付けた男…部屋の主のザント。 もう一人は聖なる緑衣を身に纏い、聖剣マスターソードを持つ青年…トワ。 二人の力は互角といったところだ。 だがザントには奥の手があった。 ザントはその奥の手を使うべく、トワに向かって魔法を放つ。 「貴様は邪魔だ。この世界から消してやろう…」 「なっ…!?」 ザントは今迄とは異なった魔法をトワに向けて放った。 その魔法を避けきれなかったトワは、このトワイライトの世界から姿を消してしまった。 彼は何処に行ってしまったのか。 彼と共にいたミドナもまた、彼と同じように姿を消してしまった。 ザントは何を企んでいるのか…。 全ての歯車は今、狂い始める…。
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