通りすがりのライフセーバー

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「そうなの…」 よくみると ライフセーバー達はおそろいの海パンをはいていて 上半身は裸、筋肉質で少し焼けていた。 うん、ライフセーバーっぽい感じの人達だな… おばさんの言った通り ライフセーバー達は自分達で持ってきたビールやらお酒を 各々で飲み始めた。 勝手にやっているみたいだ。 とりあえず大丈夫みたいだし 帰るか… 私はそう思って 海の家を出た。 「あそこの海のライフセーバーさんね、夕方になると 大勢で海の家きてね 宴会やるんだよ、毎日」 「へー、そうなんだ?」 帰り道、ゆーこがそんなことを教えてくれた。 「あ!みっちゃんっ 明日、午後遊ぼ!! あのね、お母さん明日は午前中だけ働けばいいって!!」 「ほんとに!? うん、じゃあ午後遊ぼうね」 「やったー!!!」 おばさん家についた。 疲れきっていた私はお風呂に入りご飯を食べると すぐに寝た。 .
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