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「ねぇ、みっちゃん!
お母さんに挨拶したらさぁ
海で遊ぼーよ!!」
「えー、私ここまでくるのに
疲れたし…」
「えー…」
「夏休み中はずっといるからさ
また今度ね?」
「うん、絶対遊ぼーね!!」
そんなことを話しているうちに海の家についた。
うわ、満員じゃん…
店内はどこも満席状態。
人口密度が高くて
ムシムシして暑い。
私達はおばさんのいる厨房の方へ向かう。
「おかーさーん!
みっちゃんきたよー!!」
ゆーこが忙しく動き回るおばさんに声をかけた。
「あら!!早かったのね!!
みずきちゃんごめんねー
わざわざ…
あ、話はあとでいいかしら!
これから夜になったら
お客さん減るから
そしたら私、家にいくわ。
だから、先家戻ってて!
ゆうこ、みずきちゃんここまでくるのに疲れてるんだから
家でいろいろ荷物の整理とか
手伝ってあげなさい」
「はぁーい、いこみっちゃん」
「じゃあ、おばさん。
またあとで」
私達は家に戻った。
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