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「ここで色んなことするのは構わないけど?
壁一面鏡だし刺激的だよな。
やだな、可愛のエッチ。恥ずかしい子」
口に手を当てわざとらしく後退りする樹利に、
「だから、違うってば」
可愛は真っ赤になりながら、身体を押した。
「違うんだ?」
と樹利は楽しくてたまらないように可愛の手首を掴み、その身体を鏡の壁に押し付けた。
「違ってもいいよ、ここで色んなことしようか?」
そう言って見据える樹利の魅惑的な瞳に、バクンと鼓動が跳ねた。
「……えっ?」
どうしよう、こんな風に見詰められたらクラクラする。
毎日見ていてとっくに見慣れていると思っていたのに、やっぱりすごく素敵で……ドキドキと鼓動がうるさい。
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