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ニァー
さて、あの真虎ですら無視しているこの状況では俺も無視するしかない。
「なあ薫、助けて。」
いや、小声で助けお求めてきた。
ニァー
チラ
・・・
「で、何故こうなった?」
「それが家からずっと、つけられてる。」
なる程、ストーカーか。真虎の7m位後の、電信柱に隠れて猫の泣き真似をしている女、あれで見えていないと、思っているのか。
制服のスカートは、はみ出ているは、こちらを見るためか、顔を半分位だしている。馬鹿だろ
「心当たりは?」
「ない!」
「ほっとけばいいだろ。もうすぐ学校だし」
「いやいや、冷たくないでしか薫さん?」
「俺に被害なし。だから問題はない。」
「薫さん、親友だよな?」
「ハァ、じゃあ聞いてくれば?」
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