第1章 動きだす影

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ニァー さて、あの真虎ですら無視しているこの状況では俺も無視するしかない。 「なあ薫、助けて。」 いや、小声で助けお求めてきた。 ニァー チラ ・・・ 「で、何故こうなった?」 「それが家からずっと、つけられてる。」 なる程、ストーカーか。真虎の7m位後の、電信柱に隠れて猫の泣き真似をしている女、あれで見えていないと、思っているのか。 制服のスカートは、はみ出ているは、こちらを見るためか、顔を半分位だしている。馬鹿だろ 「心当たりは?」 「ない!」 「ほっとけばいいだろ。もうすぐ学校だし」 「いやいや、冷たくないでしか薫さん?」 「俺に被害なし。だから問題はない。」 「薫さん、親友だよな?」 「ハァ、じゃあ聞いてくれば?」
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