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俺と真虎は、撮影が行われている公園にきていた。
そこでは、制服を着ている男女が、ブランコに座り話しをしているシーンだった
「あの人が制服着るのは、違和感があるな」
「だよなー、姉貴は『まだまだいける』とか言ってたけど、無理だよな」
この会話から判るように、制服を着ている女性は、真虎の姉の真衣さんだ。
「26にもなって制服だぜ、似合うわけないし」
「だよな、スタイル抜群で、モデルだしな。」
「でも、このドラマにはピッタリなんだよな」
「そうなんだよなー、ホント我が姉貴ながら尊敬するぜ」
真衣さんは、カリスマモデルと世間では言われ、演技力も高く女優もこなす有名人だ。
「終わったようだな。」
どうやら撮影が終わったようで、真衣さんがこちらに近づいてきた
「こら!真虎!!あんたまた、来たわね。」
「何度でも来てやる!」
「しかも、薫君も連れてきて」
真衣さんは呆れながら、真虎を叱っているが、真虎は全く悪びれもせづ、地面に向かって唾をはいている
「はあー、ごめんね薫君。この馬鹿に付き合わせちゃて。」
「大丈夫ですよ。」
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