第0話

4/5
前へ
/12ページ
次へ
「それはそうと姉貴、美雪ちゃんどこよ!美雪ちゃん!」 「はい残念。昨日クランクアップです、分かったら帰りなさい。」 「なに!!美雪ちゃんいないのかよ、来た意味ないじゃん」 真虎はこれでもかと、膝を地面につき落ち込んでいる。 「お前も懲りないよな、あれの何処がいいのか、」 「今のは、聞きずてならねえー!美雪ちゃんだぜ!天使のような笑顔に、誰にでも優しいアイドル!!美雪ちゃんをケナすたー天が許そうが、この真虎様が許さねー」 「はいはい、アイドルオタクの弟よ、私はまだ仕事があるから帰りなさい。」 「帰るさ、帰ろぜ薫!」 「そうだな、周りの目が冷たいしな」 実は俺と真虎は毎日ように、見に来ていて、関係者の間ではちょっとした有名人になっていた。 主に真虎のストーカー寸前の行為により・・・
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加