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一時間後――――――
土方が道場に戻ってきて中へ入ると目を丸くした。
土「ずいぶんいるんだな、名前は?」
要「右から狛はさっき会いましたね。その次から華、蓮、鈴、美夜、沙耶、花耶、愁、陽です。」
土「まぁ、いいだろう。今から入隊試験を始める!!全員やると時間がかかるからまぁ、三人くらいでいいだろう…。」
要「はい。わかりました。」
羽「羽衣、あの人とやりたい♪」
と指差す方向には土方さん。
要は少し考えてから
要「土方さん、いいですか?」
と許可をもとめた。
土「俺はいいが…大丈夫なのか?」
どうやら心配しているようだった。
要「その心配は無用です。」
と、にっこりわらった。
土「まぁ、それならいいが…、じゃあ俺らは最後に回すとして…まず山野、出ろ!そっちは?」
要「そうですね…、愁。行ってきなさい。」
そう言うと愁は立ち上がり前に出た。
土「審判は永倉、あと藤堂。頼む。」
永「わかった」
藤「かんりょー♪」
と二人の隊士が出てきた。
要「愁、本気は出してはダメだからな!!」
愁「わかってます。」
永「じゃあはじめるな。両者前へ……、始め!!」
その合図で二人は距離をとった。先に動いたのは平隊士だった。
「ヤァー!!」
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