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沖「待ってください、要さん」
後ろから沖田が追いかけてくる。
沖「土方さんの部屋まで案内しますよ。それともしよかったら、羽衣ちゃん、僕の部屋で寝かせておきましょうか?」
この言葉に要は悩み、
要「・・・。じゃあ、お願いします。狛、華、羽衣についててくれ。羽衣が起きたら知らせに来い。」
華「かしこまりました。」
狛「了解」
沖「じゃあ、えーっと・・・、一君!土方さんの所へ行く前にこの子達を僕の部屋まで案内してくれない?後、布団を敷いてあげて。」
声をかけられた青年はうなずき、歩き出した。華たちはそれに着いていった。
沖「今のは3番隊隊長の斉藤一君です。彼に任せれば大丈夫ですよ。じゃあ僕らも行きましょうか。」
そういい、要も頷き、土方の部屋に向かった。
がらっ
沖「土方さん、開けますよー」
土「総司!返事を返してから、開けやがれ!」
中へ入ると、人がいっぱいいた。真ん中へ座らされると、ちょうど斉藤が入ってきた。
斉「遅れました。」
そういうと端っこにすわった。
土「よし、全員そろったな。近藤さん、こいつが要だ。ほら、挨拶しろ。」
と真ん中に座っている強面の人に話しかけた。
要「要と申します。後ろのは、左から、蓮、美夜、鈴、沙耶、花耶、愁、陽です。あと、今ここにはいませんが狛と華、羽衣がいます。よろしくお願いします。」
土「そういや、あいつらどうしたんだ?」
沖「僕の部屋で羽衣ちゃんに付き添っています。」
近「君が要君か。話は歳から聞いている。総司と歳を負かしたんだってな。入隊してくれるのは構わないがこれだけ聞かせてくれ。君らは何者だい?」
要「それは・・・」
要が返答に詰まると、愁が声を荒げた。
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