屋上

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屋上

私と沙奈はいつも、 お弁当を食べるときには 学校の屋上へ行く。 屋上から外を眺めながら お弁当を食べるのが好き。 階段を登り、屋上へ出るためのドアを開いた。 「…え?」 なんで…? なんで隆綺くんが居るの? 私はその場で固まってしまった。 すると私の後ろから 「璃恋~、何してるの? 早く入ってよ~」と、沙奈の声が 聞こえた。 我にかえり、ゆっくりと前へ進む。
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