プロローグ

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200X年10月15日・・・ 今日この日、私こと織姫七歌(おりひめなのか)の双子の妹が乗っていた飛行機が墜落し、その双子の妹は亡くなったらしい。 らしい・・・という表現に違和感を覚えると思うけれど、私は彼女のことを詳しく知らないのだ。 何故なら、彼女と私の父親と母親は私たち二人が物心がつく前に夫婦としての契りを破棄し、父親は彼女を、母親は私を引き取ったからだ。 それまでの私の名字は秋ノ宮(あきのみや)というものだったらしいが・・・母親の旧姓である織姫の名字を得て現在に至るというところなのです。 だから、双子の妹の存在というのも当時十七歳だった私はその時に初めて知ったのだ。 あ、別に双子の意味を知らないって訳じゃないから、本当に意味を知らないって訳じゃないから。 大事な事でもないのに二回言っちゃった。(テヘッ☆ ・・・・・・話を戻しましょう・・・。もう二度としないあんなこと 私も葬式に行った時には驚いた。 何故なら、彼女の顔が余りにも自分にそっくりだったからだ。 彼女のことを知っている友人たちからは亡霊だ!ドッペルライナーだ!と叫ばれた。 人の葬式でマイナー(アニメ化はしているが)なネタを引っ張り出すとは余裕だなと突っ込みたかった。 うん・・・間違いなく突っ込むところはそこではないだろう。 まあ、長くなってしまったけれどここでプロローグは終わり、物語が始まります。 私はノリで参加した七夕祭・・・そこで私は幸か不幸か・・・ ある男の子の虜となった
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