rain

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 「ありがとう」  優しく微笑む高梨くんに胸の奥がキュンと鳴る。  そう、高梨くんはわたしの好きな人。  委員会で一緒になって、他の男の子には感じられない優しい雰囲気に一瞬で恋に落ちていた。  ハッキリ言って委員会なんて面倒!  だけど、高梨くんがいるから委員会の日は楽しみで仕方なかった。  でも、いつもは目で追うだけ。  …それなのに、  目が合っちゃったよ。
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