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「担任誰だろ」
やっと席についた俺たち
「さあな」
忍は相変わらず冷たい
「ねーねー、まーくん、そんなやつほっといて俺にかまってよー」
「うるせー、」
変態は相変わらずうるさい
…なんかクラス替えしたのにあんま俺の周り変わんねーな。
誰か面白そうなやついねーかな
「夏木君だよね」
「うぇい」
おお、なんてタイミングだ
タイミングよすぎてヒビって変な返事になっちゃった
「おー、本物だ」
「なにそれ、この学園俺の偽物とか存在してんの?」
だとしたら面白そうだな
「ははっ、そういう訳じゃないんだけど、夏木君結構有名だからさ、」
「え、マジ?」
「うん、知らなかったの?」
「…」
えー、俺面白いのは好きだけど目立つのは嫌いだな
傍観者サイコー
「ところでお前、名前なんてーの?」
ストレートに聞きました。
俺はあんまりそういうのに気使わないからね、
「あ、ごめんごめん。俺は宮野昴-ミヤノ
スバル-よろしくね。」
宮野は爽やかな笑顔で俺に自己紹介してきた。
うーむ、宮野もイケメンではないか
こう、いかにもスポーツマンって感じの爽やか青年だ。
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