283人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ、すいませ…」
「まーくん、そんなに俺にくっつきたいの?カワイイー、いいよ俺はいつだってウェルカム…」
くそっ、朝っぱらから面倒なヤツに捕まっちまった
「うるせー、誰がテメーなんかに好きこのんで近づくかよ。あと、抱きつくな、離せ」
「えー、相変わらずつれないねー、でもそんなドライなまーくんが…」
「黙れ変態」
俺がぶつかった変態…長瀬千歳-ナガセ チトセ-は、俺に抱きついて離さない。
脱色したらしい色素の薄い髪に
耳にはピアスを一つずつつけている、中途半端なチャラ男だ。
コイツとは去年同じクラスで俺を好きだとかふざけたことぬかしやがる奴だ。
…俺は絶対この学校には染まらない。
てか、いい加減離せよコイツ、暑苦しい
そう思っていると、不意に腕を引かれた。
そして俺は今何故か忍の腕の中にいる。
…何なんだこの状況は
最初のコメントを投稿しよう!