秘密、そして・・・

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「おや、本当に知らないんだな。この船は、いわゆるハッテン場、つまり男同士でのセックス用の場所だな。」 「な・・・!?」 中年といっていいほどに見える髭をはやしたおっさんの口から出たのは、アルフレッドにとって衝撃的な一言だった。 そして、それにあわせたかのように男の口から漏れるには高く、甘い淫らな声が響きだした。 かぁっ、と紅くなるアルフレッド。 その声から背けるように反対側へ向く彼の耳に、他の声よりなじみのある、しかしなじみの無い甘い声が聞こえてきた。 「!?」 「お、始まったか。これはまた激しいのが聞けそうだな。」 うれしそうな男の声に、なんとなくなじみのあるその声をよく聞くように意識を持っていってしまう。 その喘ぎと、船が動き出したときから香りだしたごくごく微量の甘い匂いにも反応したのか、少しずつアルフレッドのモノも硬くなり始めてきた。 まるでセイレーンに魅入られた者のように、声のする方へフラフラと歩いていくアルフレッドを見送りながらいろいろ説明してくれた男は己のモノを取り出して一人果てた。
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