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「可愛い!!」
「何、食べたらこんなに可愛くなれるんだろうね?」
「……女神だ」
「……っ!」
「おい、安田!しっかりしろ!安田あああ!」
すみれが挨拶をしながら、天使の微笑みを放つ。
絶賛しながら、周りと話す女の先輩、倒れる先輩、叫ぶ先輩。
相変わらずの光景だ。
高校の時より、すみれは大人っぽくなった。
それで威力が増したか、遠くに座っている男まで魅了させてる。
「よろしくお願いします!それと……先程、紹介していた古野渚の婚約者なのでよろしくお願いします!」
場の空気が凍った。
「古野渚って誰だ?」
「えっと……さっきの一年生の中に、いた気が……」
せめて、名前は覚えていてほしかった……。
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