0人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
ある冬の日の事
私がまだ幼かった頃の話だ……………
その日は父に連れられ、大きな屋敷に来ていた。
父は屋敷の執事に招かれ屋敷の中に入っていた。
私はと言うと
中庭で遊ばせてもらえることになって、中庭で独り遊んでいた。
暫く経ってから独りの女の子が来たんだ。
女の子は綺麗なドレスを身に纏って
髪は日に当ててやるとキラキラと金色に輝いて見えた。
私はそんな女の子に見とれていてね、声をかけられているのい気付かなかったんだ。
「ねぇ、一緒に遊ぼう」
そう言われてあわてて
「……うん………」
と返事を返したんだ、あの時は多分、顔が紅くなっていたんだと思うよ。
あぁ、そうだね話を戻そう。
遊んでいたら女の子がスノーマン、雪ダルマを作ろうって言ってきたんだ。
無論、反対する理由もないから二人で作ったよ。
もくもくと作っていたから速く完成したよ。
それと完成の記念に
被っていた帽子を雪ダルマの頭に被せてやったんだ。
最初のコメントを投稿しよう!