プロローグ

3/4
前へ
/27ページ
次へ
「とう…ま…くん?」 「うん、よろしくね。ちなつちゃん」 緊張が少し取れた二人は、ようやく言葉を交わし、挨拶をした。 …その出会いは、まるで運命かのように。 それからの二人はいつも一緒で。 千夏は冬真を慕って、いつも傍にくっついていた。 冬真もそんな千夏が、妹のように可愛く思え、大切にしていた。 そんな二人が恋に落ちるのは必然で。 "幼馴染み"以上の感情をお互いが抱くようになったのは中学へ上がってからだった。 .
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加