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中学時代、運動部に所属していた たかちゃんは、高校進学と同時に只今運命の選択を迫られている。
「ね?うちに入ってよ。アナタならすぐレギュラー」
「中学の時、キャッチャーやって4番打ってたんでしょ?」
先輩がた、その個人情報はどこから流れたんじゃ~?
「考えといてね」
結局、まともな返事すらしてないのに行ってしまった。
「たかちゃん。先輩きた?」
おお、中学でも同じ部やった友人!
YOUは何故にそれを知っとるんだ?
「同じクラスの子が私のこと先輩に言ったから、私のとこ来たのよ。だから、たかちゃんとこ勧めた」
私を売ったとですか?
「私、入る気ないし」
はあ?やっぱり売られたと?
こんなこと言ってた彼女!
次の年に入部したんよ💧
で、たかちゃん。
とりあえず茶道部に入りました。
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