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『今日は会っていただき、ありがとうございました。
桜さんが、すごく可愛らしい人だったので、緊張してうまく話せませんでした。
嫌な気分にさせてしまって、本当にごめんなさい。
桜さんにまた会って、今度こそちゃんと話しをしたいです。
よかったら、メールお待ちしています。』
高橋さんのメールに、顔が真っ赤になるのが分かる。
「信じられない…」
思いがけない展開に、私はとりあえずメールを返信した。
「おはようございます。昨日はお会いできて嬉しかったです。
今度は色々なお話しましょうね」
そんな内容のメールを送信すると、5分もしないうちにメールがきた。
『おはようございます!またメールいただけると思ってなかったから、めちゃくちゃ嬉しい!
仕事頑張ります。今夜電話してもいいですか?』
『では9時ころに』
『ありがとうございます!』
そんな感じで憂鬱な月曜の朝も少しハッピーな気分での通勤になった。
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