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｢未桜｣
あぁ…この暖かさ
何だか吉田さんと同じで落ち着く
｢吉田さん…｣
｢僕がどうしたの？｣
ん、僕…？
恐る恐る目を覚ますと、吉田さんがいた
｢起きた？｣
よ、吉田さんっ!?
あ、あれかな、会いたくて会いたくて幻でも見ちゃったってやつ
そうだよね？
｢何、人を化け物扱いする目で見てんの｣
｢え？｣
吉田さんは私の頬を摘まみながら笑った
その顔…ずるい
｢ね？本物でしょ｣
｢は、はい…｣
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