考え過ぎ

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「うっ…」 見事に吐き終わると、何か妙な視線を感じた 少し体を起き上がらせ、廊下の外を見てみると門の前に集まって此方を見ている八番組の隊士 あちゃ…俺、格好悪 「平助、ごめんな。取り合えず今日は休め、な?」 だから、最初から休むって言ってるじゃん 「吐いた所が土の地面で良かったね。じゃ、休むから…新八さん巡察よろしく」 新八さんは明白に嫌そうな顔をするが、仕方無いとでも言うように頬を緩ませながら、引き受けた そこに、何人かの隊士が俺に近寄って来て、心配の声を漏らしたがそんなの耳に入る訳なく、未だに新八さんに掴まれたまま、目を閉じた
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