甘える

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あ…あれ、藤堂さんだったのか… そりゃそうだよね、藤堂さんの部屋なんだから… 私、気付くの遅すぎ!! 「あぁ、それで私を…分かりました。……ってあれ?」 ………いないんですけど 隣にいた新八さんはいつの間にか居なくなっていた 「はぁ…さてとやりますか」 藤堂さんが寝ている布団の近くに行ってみると、用意周到に手拭いと水を張った桶と………ん?置き手紙? その紙を見てみると、何とまぁ…丁寧にしてほしい事が書き添えられていた 何これ…だだ、看病をしたくないから私に任せた…みたいな感じじゃないか でも、まぁ、いっかな 私を必要としているみたいで…嬉しいから
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