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帰宅するとそのままベッドに座った。
「……」
光輔は先程の女性について考えていた。
濃密な魔力ではない、しかしその雰囲気が息苦しかったのだ。
今までにない経験だ。
(誰なんだ……?)
彼の一生の中で初めての出来事に内心、冷や汗をかいていた。
その時光輔の携帯が鳴った。文字は緑、指令だ。
「場所は……ん?」
座標を事細かに見ると先程までいたバーであった。
「内容は……っ!」
緑の文字は『あのバーが吸血鬼に襲撃された。組織の証拠隠滅の為、後始末をせよ』と踊っていた。
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