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「……ろ……きろ……起きねぇと瑠里の朝飯食っちまうぞ!」
「だめぇ!!」
ガバッとベッドから飛び起きる。
カーテンを開けながら、佑弥は心底面倒くさそうだ。
「ったく…お前の寝起きの悪さどーにかしろよ!」
「あたしだって好きで寝起き悪い訳じゃないもん!」
ベッとあっかんべーしてやった。
「はいはい。てか早く支度しないと遅刻するぞ?俺は先にいくけどな。ちゃんと戸締まりしてこいよなー」
と言うと佑弥はカバンを持って部屋を出て行った。
……はっ?遅刻って大体いまなん……時………?…
時計を見ると…8時を過ぎていた。
「佑弥のバカァァァ!!!!」
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