君の歌声を聴いた日
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辞めても、 世の中そんなに仕事が すぐみつかるわけもなく 今の会社で頑張ろうと決めてしまったこの頃なのである。 毎日電車で通い 電話の受け答えや取り次ぎも少しずつできるようになってきた。 そんなある日のことだった。 彼と出会ってしまったのは
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