BAD END 1 「有限ループ」

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走って 走って 走って 喉の奥が血の味がしても走った。 だってそうしないと、私も先生と同じように■されるから。 このまま昇降口に向かって外に出られれば、何とかなるかも知れない。 えっと、ここは…? 三階?! どうして?! 私なんで上の階に上がってきてるの?! ダメじゃん!階段なんて昇るだけでも体力使うのに!    「どこへ行くんだァ?」     廊下の端から、あの男の声が聞こえた。
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