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-アスガルド-聖界と呼ばれる世界で神族を統べる存在である聖神(せいじん)。
対を成すは-ヘルヘイム-魔界と呼ばれる世界で魔族を統べる存在である魔神(まじん)。
絶大な力を持つ二つの勢力の争いに巻き込まれる人間・精霊・エルフや動物など二つに属さない種族が平穏に住む世界-ミッドガルド-。
神と魔の二つの勢力は
-互いに公平である戦いを-
これを指針に掲げ、争いの地を両局に属さないミッドガルドにて行っていた。
二つの勢力に属さない圧倒的に力の劣る様々な種族はその絶大な力のぶつかり合いによって荒れる世界で、その争いに巻き込まれ苦しんでいた。
弱い存在である種族の多くは、争いに巻き込まれる中弱い者同士が手を取り協力関係を結ぶ事で一つの勢力となり争いの中身を守っていく。
数百年にも及ぶ生きる者すべてが血に染まる大戦は後の世に『神魔大戦』と呼ばれ歴史に刻まれる。
大戦終結頃
人間の勢力は最も力のある7人の王、それを支える100に近い数の腹心を中心に激動の世界を生きていた。
物語の始まりはこの数百年にも及ぶ神魔大戦の終結の時から始まる。
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