騎士

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神奈川県川崎市のとあるところに一つのビルがある。 表向きは製紙会社となっているが、地下に進んでいくとそこには、東京ドームが2つ入るほどの大きさになっている 。 その中には、なにやらよく分からない機械や、数百ほどの部屋がある。 そこには白い服を着た研究者らしき人物や、白い服を着たガタイのいい男や、白い服を着た少女や、様々な人間がいるが、皆共通するのは白い服を着ていることだ。 とあるひとつの部屋。 そこには机や椅子があり、学校の教室のような作りになっていて、その中には13人ほどの人がいる。 その部屋の外には二人の男が立っていた。 一人は中年の男で、見た目は軽く髭を生やしメガネをかけていて優しい目が特徴的だ。名は佐藤 利久(さとう としひさ) もう一人は若い男で、見た目は長髪で髪が赤い、そしてハンサムな顔をしているが、目付きが悪い。名は梶 亮二(かじ りょうじ) 「なんだ、今回はかなりの収穫みたいだな」 梶が佐藤に向けていった。 「そうみたいですね。一度にこれだけの人数を選出することはありませんから、相当上は焦ってるみたいですね」 佐藤はメガネを直しながら答えた 。
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