誰がセレブカジュアルを流行らせた？

セレブカジュアルの意味？

けれど、近年、このロバートソン・ブルバードの「リサ・クライン」の近所に数軒のハイエンド・カジュアルのセレクトショップが集まってきて、「キットソン」が「リサ・クライン」の斜め前に登場してきた頃（２０００年）から、ファッションリーダーの“セレブたち”、そのセレブを追いかける“パパラッチたち”、セレブと同じように“お洒落な人たち”がどんどん出現するようになってきました。

いつのまにか、ロバートソン・ブルバードで、「ヴォン・ダッチ」などのブランドロゴ入りキャップをかぶって、「ジューシー・クチュール」などの新しいLA発ブランドのＴシャツやタンクトップを着て、ボトムは、「ペーパー・デニム・アンド・クロス」や「チップ・アンド・ペッパー」などのプレミアムジーンズを組み合わせるという、ラフな着こなしをしているセレブの買い物姿を“セレブカジュアル”と呼ぶようになっていました。めでたく“LAセレブカジュアル”の誕生となったのでした。