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「誰?」 いきなり背後から声がした。 振り返ってみると15歳くらいの少女が立っていた。 黒い髪、ショートカット、キリッとした眉… すごく…タイプです… 「聞いてます?」 「あ、うん。」 「こんな時間にここで何してるんですか?」 怪しまれてる? 「何をっていうか、気づいたらここにいたっていうか…」 少女の目線がきつくなった。 「あなた、何者です?」 「救世主?」 「救世主?メシアのことですか?怪しい…」 「ですよね…」
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