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神さまは懐からキャンパスノートを取り出した。 …雰囲気ねぇな。 「まぁ、君には救世主と言うようにこの世界を救って貰うわけだが…」 ここで神さまは言葉を切って咳払いをした。 「ぶっちゃけ君以外も救世主いんだよね。」 「はぁ?」 「いや、やっぱさ。一人じゃ不安っていうかさ。君で3人目くらいかな。わしが送り込んだのは。」 俺はぐっと拳を固めた。 このボケ老人め。 「ていうか神さま以外にも送り込んでるんですか?」 「あ、うん。偽者がたくさんじゃ。」 カオスだな、おい
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