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「そもそも俺には軍を先導するほどの戦闘力もなければ、口だけでのし上がれるほど頭も良くないですが?」 要するに一般人なんですよ、俺は。 「あぁ、それに関しては大丈夫。一人に一つずつ特殊能力を授けておる。」 おぉ!醍醐味じゃないか。 俺は神さまに向かって身を乗り出した。 「して、その能力とは?」 「この世はすべて君のもの。 ①力の書き換え。 ②ベクトルの書き換え。 ③エネルギーの書き換え。 じゃ。 」 「なんじゃそりゃ。」 えらく事務的な。 「解釈は任せる。」
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