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支配人「日野君、ちょっと。」
ハゲ頭の使えねえ支配人が呼んでる。どうせまた、電球替えとけ…だろうが。毎日毎日、電球が切れるホテルもどうかしてる。
俺「支配人、何ですかねえ?電球ならさっき全部見て来ましたが。」
支配人「ああ、日野副支配人は背が高いから本当に助かるよ。じゃなくて、先週末に面接きたでしょ?明日からその子が来るから、指導係ヨロシクね。」
俺「何で、んな大事な事!今言うんスかねえ!?何の気なしに…準備も必要でしょうに!!」
バシン!!とデスクを強く叩いたせいか。辺りに波紋を残したようにイィーン…と響く。周りに居たスタッフの女子もビクッ!と一瞬なったが、いつもの事なので再びキーボードをたたきだす。
支配人「あ、うんごめんね?じゃあ頼んだから。お先にー。」
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