[第1章] 朝が始まりか、始まりが朝か。

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 窓が、開いた。 ……ん? そこには、あたしが昨日履いていたミュールが脱ぎ捨てられていた。 あ、あたし、ここから入ったのかな??  玄関から入ったとかではなく?ここから? ー女の子を捕まえてきて…。  さっき頭の隅を走った言葉。 あ、あたしが勝手に入った感じですか!?←マジでおぼえてないんです  わ、悪いのってあたし!?  ガタッ……  ビクッ…  お、起きたの?(汗)  …寝返りを打っただけだった。  それでも、いつ起きるかわからない。 はやく出なきゃ。   
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