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―ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
出てから10秒くらい無言だった。
まさか…！
"あ、もしもしー？"
違った。
まさか俊樹の電話から敬祐がかけてきたのかと思った。
莉「どうしたの？」
"ちょっと出ない？ 用事付き合って欲しいんだよね。"
莉「いや、ちょっと今日は…」
"由依も家族の用あるみたいでさー笑"
莉「隼人は？」
"亜希ちゃとデートだと。"
莉「でもやっぱ今日は…」
無理。
そう言おうとしたときに部屋のドアが開いた。
状況が読めなくなるまで時間はかからなかった。
俊「よう。 きたねーな部屋笑」
俊樹が部屋に乗り込んできていた。
莉「え、え… え？ なんで？」
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