体育祭前

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由依の家から自宅までの帰路で、考えてることがあった。 「かっこいい、か。久しぶりに言われたな。」 おそらく、これだけでこんなに真面目に思考を巡らせてる事を皆が知ったら罵られるだろう。 「しかも由依から...」 しかし、思考は先を行く。 俺は口角が少し上がっていることを自覚していた。 俊「俺って、単純なんだな。 そうだったのか...。」 よくわからないことも真面目に考えてることから、自分の変人さを自覚しながら歩いた。
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