イツメン

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―時刻は10時を回った頃― 帰る方向が同じの俊樹と隼人と佐絵、そして由依は4人で帰路についていた。 隼「歩くのも辛い…」 食べ放題など、食のリミッターが無い時に、いつも食べすぎてしまう隼人が本当に辛そうに言った。 俊「食べすぎなんだよ。 トイレでも行ってこい!」 佐「集まりあると毎回食べすぎでお腹痛くするのに、学習しないのかねぇ笑」 俊「なっ。一応忠告はしといたんだけどな。」 ー遡ること4時間ー 俊「隼人、今日は食う量に気をつけろよ。」 隼「おう、わかってるよ!」 ーそして現在ー 隼「だって、お腹減ってたから...」 このざまである。 由「隼人くんって面白いんですね笑」 ははっ、と笑いながら面白そうに手を叩いた。 俊「個性の塊みたいなやつだね。 変人だし。 まあ徐々に慣れてくといいよ。」 余裕の無いところ、すかさずツッコミを入れてくる。 隼「変人は余計だ! ていうか、やっぱコンビニのトイレ借りてくわ… 先帰ってて…」 待ってるといった選択肢を与えないうちに隼人は自慢の足の速さで交差点にあるコンビニへ駆けて行った。 俊「お大事になー!」 聞こえてるのかわからないが、しっかりと3人はその姿を見送った。 佐、由「バイバイ!」
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