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☆鬼の副長☆
土方が書類を書いていると山崎が降りてきた。
『副長はん、女の子が起きはったで。』
『そうか。で、総司はその女の子を連れてくるのか?』
『せや。沖田はんが副長はんのこと鬼長とか言ってましたで。』
『はぁ!?後で総司に説教だな』
山崎とそんな会話をしていると…
スパーン!!
『土方さん、女の子を連れてきました。』
『総司!!てめぇ、何度言ったら分かるんだ。俺が反応するまで開けるなって言っただろが!!』
「……!!総司?」
薫は神に言われたことを思い出したのです。沖田総司に惚れたら殺されると言うことを…
『僕のことを呼び捨てにしませんでしたか?』
「えっ?」
『総司、そんなことはどうでもいい。山崎!!皆を俺の部屋に呼んできてくれ』
『承知した』
山崎が皆を呼びに行った。
しばらくすると島原大好き3人組が土方の部屋にきた。
『なんだ?せっかく島原に行こうと思っていたのによ。なぁ平助』
『えっ?俺に言われてもよ』
『てめぇら今から大事な会議があるのに島原とは何事だ!!』
『まぁまぁ土方さんよ、俺達島原に行かなかったわけだし説教はやめてってこの人誰?』『だから今からそいつの会議があるんだ!!さっさと座れ!!』
『今日は一は隊務か?』
『僕は非番だけどね』
そんなやり取りをしている間に皆がそろった。
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