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最近連絡してこなかった孝が、突然またメールを寄こしてきた。
もともと気まぐれなところがある男だから、それだけだったら不思議ではないかもしれない。
しかし、一年生の女子が行方不明になった途端のことだ。
あまりにもタイミングが良すぎるのではないだろうか。
真理子はゆっくりと呼吸を整えた。
あの夢が関係しているわけはない。
ただの夢だ。
そう思ってはみるものの、あまりに生々しい映像だっただけに、心が揺れる。
何しろ、今でもはっきり思い出せるのだ。
クッションを少女の顔に押し付けた、あの感触を。
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